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Tying tips
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ドライフライには、昔から連綿と受継がれ使われ続けている物が数多くあります。
とりわけ「ロイヤルコーチマン」は、変わらぬ人気を保っています。
ボディーのロイヤルレッド、ピーコック。そしてウイングの純白。美しいですね。BOXにひとつは欲しいものです。でもウイングの取り付け、難しいですよね。たいていずれたり、潰れたりしてしまいます。そんな時は、
指に挟んだスレッド2巻き分を重ならないようにして、
ボビンを手前か上へ引いて絞め込むと、上手くいきます。
もちろん指を放してはだめです。
また二つの指は少し手前に倒しておくとずれも防げます。
後は練習あるのみ!
「指に挟んだスレッド2巻き分」についてはタイイングブックなどを見てください。
ハサミは今たくさん出廻っていますが、T社の、持つところがブルーのカーブしたやつが良いですね。ファイバー1本から、硬めの獣毛まで全てに良好な使い心地で、裏表の持ち変えでいろいろ使えます。また、タッチアップもよく利き長く使えます。
よく雑誌で「ハサミを指にかけたままタイイングをする」と書いてありますが、短時間で大量に巻くのでなければ(商売ってことでしょう?)危険なのでやらない方がよいと思います。急ぐより、あの石の脇のヤマメを想いながら納得できるタイイングをしましょう。それもフライフィッシングの内なんですよね。
本当に「スレッドについて」を書く予定だったのですが、雑誌に特集で出てしまいましたので、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
「タイトループ」vol 7 参考になりますよ。
タイイング中にスレッドが切れてしまっても、緩く巻いたり、スレッドを太くしないで巻いた方がいいですね。傷や引っかけたのではなければ、きつく巻いている証拠です。
Flyをたくさん巻いていけば、スレッドの限界が解ってきます。本当はいつもきつく巻くわけではないんですけど・・ 私はハブハワード派です。
ぴっちりとされた下巻きは、かっこいいんですが、あんまり良いこと無いんです。
ボデイーが太くなったり、少し重くなったりで、繊細なFlyではズングリムックリでだめですね。結構ラフに巻いておくと、そのデコボコによってマテリアルがスレッドを重ねず2回転で止まります。試してみてください。
今国産のHOOKはいいですね。特にT社のものは種類だけでなく、その品質においても高い評価を受ているようです。しかし少し以前に、国産のHOOKの普及に伴って私はちょっと戸惑いました。
5,6年前になるでしょうか、N氏が雑誌に書いていますが、今のHOOKは一回り大きいのです。昔人間の頭に染みついたサイズより大きくなっているわけです。ちょっと古いパターンブックを使っている私は、マッチザハッチに対応できるか危惧していましたが、使ってみて「なーんだ関係ないみたい」(コギャル風に)となりました。皆様はいかがでしょうか。 しかしUSAの古いパターンブックやハックルゲージをお使いの方は、知っておくと良いでしょう。